~観察・考察による理論的な建物の計画~
病院や老人ホームなどの高齢者施設をはじめとしてさまざまな施設や空間を対象としています。その施設や空間を利用する人たちや、そこで働いている人たちにとって、快適性や安全性を保ちながら使いやすい建物を建てるための空間創りについて研究しています。施設の利用者と勤務者など多様な側面から考えた施設のあり方を考える研究です。

研究室概要
3年生
研究室に配属されると懇親会(コロナ禍でなかなかできませんが)やゼミ合宿に参加し、後期から本格的に3年次セミナーが始まります。セミナーでは計画的な考え方やリサーチの基礎を学ぶために、各自テーマを決めそれについて調査分析を行います。それぞれが自由にテーマを決めて行います。文献や現地での調査を通して情報を集めていきます。ゼミを通して先生や先輩からのエスキースを受けて情報の集め方、まとめ方を学びます。最終的には、12月にゼミ内で成果発表会を行います。3年生のうちに収集・分析の基礎を学び、卒業研究の足がかりにします。
4年生
前期には、卒業研究の下準備として個々で調査を行っていきます。毎週のゼミで調査結果や考察を発表していき、9月に中間発表として卒業研究について軽くまとめます。また、2022年度から共生デザインに関するフィールド調査を始めました。
後期には1月の提出に向け具体的に卒業論文、卒業作成に取り掛かっていきます。私達の研究室は主に医療・福祉建築について全般的に研究を行っていますが学部生のテーマは様々で研究室として特に縛りはありません。
修士1年
修士1年では1年をかけて修士論文のテーマを決めます。
また、常にあるわけではないですが、時折教授からの依頼で病院の図面などを書いたり、病院の再整備計画のヒアリング調査を実施することもあります。時には研究室の学部生と一緒に卒業研究を悩むことも…
修士2年
修士論文に向け研究内容を決め研究を進めていきます。引き続き研究会などの参加、図面作成などのお手伝いが舞い込むこともありますが基本的には修士論文の調査・分析・執筆がほとんどです。




